【これを読めば自分の向いている職種がわかる!】柔道整復師の職種

柔道整復師キャリア

こんにちは、ペンジンです!

本日は柔道整復師の仕事の選択肢について書いていこうと思います。

以前の記事で【柔道整復師の仕事って?】柔道整復師の免許を用いて働いてみた職種とメリット・デメリットについて書かせていただきました。

今回はその中でも「こんな考えの人にはこれがオススメ!」みたいなよりご自身が目指す姿がリアルになるような記事にさせていただきました。

ペンジン
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ご自身の性格や適性に合う業種を探しましょう!

はじめに

大前提として柔道整復師として

【医療従事者として仕事をするか】

【医療の知識を持って仕事をするか】

おおまかにこの2つにわかれるかなと思います。

今回は柔道整復師として医療との関わりということを前提とさせていただいております。
そのため、まったく医療に関係がない仕事がしたい方には参考になりづらいかもしれませんので、ご了承ください。
用は、柔道整復師の免許を取ったということは医療知識がある状態のため、それをどのように活かすかということですね。
活かし方として、そのまま柔道整復師として現場で働くか(医療従事者)、それとも身に付けた知識を用いて新たなことをするか(医療従事者以外)とこんな感じで分けて考えていきたいと思います。

 

医療従事者として仕事をする

柔道整復師として医療と関わっていくには、クリニックや病院で働く、または開業して保険診療または自費診療という接骨院を開業する、デイサービスで機能訓練指導員として働くといった選択肢になるかなと思います。

※正直、医療従事者とそれ以外の明確な区別はないためあくまでも私の見解であることはご了承ください。

クリニックや病院で働く

これは正に医療従事者としてリハビリ業務を行うこととなるため、医療従事者となると思います。医療従事者では災害時などの時に普通の人より早くサービスを受けることが出来ます。コロナウイルス流行時のワクチン接種ではとても早く接種ができました。

柔道整復師として医療に関わっていきたいという人はこの選択肢が王道だと思います。

どんな人が向いているか

 

外傷に対する治療を行いたい方。
ある意味で安定的な生活を確保したい方。
常に勉強し続け、新しい知識、経験を身に付けていきたい方。

私が業務を行っていて思ったこととしては、上記のようなことがありました。

柔道整復師として外傷などの疾患を治療していきたいと思った時は接骨院よりクリニックや病院のほうが多く外傷患者さんが来院されます。

そのため、外傷の治療からリハビリまでやっていきたい方はむいていると思います。

また、家庭がある人はライフバランスを考えるとクリニック、病院はとても良いと思います。ある程度の給与が得られ、休みもしっかりとれる、なおかつ柔道整復師として医療に関わっていくということを考えている方にはクリニックや病院がお勧めであると思います。

ペンジン
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治療家として生きていく!という選択肢ですね!

開業して保険診療と自費治療を行う

次の選択肢として接骨院を開業し、柔道整復師が保険で扱える疾患は保険で、それ以外の疾患は自費診療で診察するということも医療従事者と言えるのではないでしょうか。

柔道整復師が扱えるのは「骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷」その中でも「負傷原因が急性または亜急性(急性に準ずる)の外傷性の負傷」が対象となり、3か月以上または4箇所以上の場合は書面で必要性を記載する必要があります。

そのため、それ以外の疾患(肩こりや慢性的なOAによる関節痛)などは自費で治療を行うという形で治療を行えば立派な医療従事者となると思います。

どんな人が向いているか

 

自分の身に付けた知識、経験を活かして地域医療に携わりたい
柔道整復師の業務をやりつつ、慢性疾患も治療したい
Drとのかかわりがある方

私の先輩の中ではまさに上記のような接骨院を開業している方がいます。
その方は保険と自費をばっさりわけており、急患は随時対応しつつ、慢性疾患に対して、新しい知識等を用いて患者様に治療を行っています。
その結果、地域では根付いており、実費の予約は常に埋まっているような状態です。

しかし、近隣の整形外科医とはあまり関係が良好ではないらしく、骨折疑いの患者様を紹介したら絶対帰ってこないと言ってました。笑

ペンジン
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自分の目指すべき姿がはっきりしている方は開業を目指すのが良いと思います!!

デイサービスなどで機能訓練指導員として働く

デイサービスと言われると、なんとなく医療でもないし、柔道整復師になってやることかなという気がしますが、実はとても重宝されます。

まず、デイサービスで働くスタッフはほとんどが介護士になります。

そのため、医療の知識を持っている柔道整復師はなにかと頼られます。また、看護師とも医療の話ができるため、看護師から信頼されます。

現在、日本は超高齢化社会に突入しています。

これからますます介護が必要な人が増えていく中で、柔道整復師として介護施設で治療等を行い、利用者様のADLを改善することができれば、健康寿命を伸ばすことにつながると思います。

そうなれば、ある意味で一番日本の医療のためになる社会的価値の高いことだと思います。

向いている人

 

・自分より弱い人をほっておけない人
・リーダーシップが発揮できる人
・患者様に寄り添うことができる人
・多職種と連携を取るなど、こまめな連絡や情報共有が苦でない人

私もデイサービスで働いたことがありますし、今の仕事でも施設に訪問したりすることがあります。

そうしたときに、なにかしらの不自由がある人を放っておけない人よく気付いて動ける人がいるところに医療事故は少ない印象があります。

そのため気を配って動ける人は重宝されると思います。また先ほども書きましたが、医療の知識があると周りのスタッフや利用者様から頼られます。

また、デイサービスは多職種と多くの連携を取る必要があります。

自宅で介護を受けている方なら、訪問看護や、訪問診療を行っている医師、その他ケアマネジャーや地域の相談員の方など、様々な職種が関わりあっています。

そのため幅広い業種とうまく連携を取ることができるコミュニケーション能力がより重宝されると思います。

ペンジン
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これから益々ニーズが高まる業界のため、能力があればとても重宝される人材になるチャンスがあります!

 

医療の知識をもって他の業務を行う

こちらは選択肢として無限大にあると思います。

・グループ接骨院や整体院で保険診療を扱わず業務する。
・パーソナルトレーナーとして個人事業主となり業務する
・スポーツトレーナーとして業務する
・医療を扱う一般企業で働く

まだまだたくさんあると思いますが、実際に知人や知り合いがやっていることとしてはこの辺りだと思います。何個か絞って解説していきます。

 

保険診療をしていない接骨院や整体院などで働く

柔道整復師は国家資格ということもあり、運動器に対してはスペシャリストだと思っております。実際、内科のDrと話していても筋肉の走行や、神経障害などは柔道整復師のほうが理解していることもあります。

その知識を使ったら、慢性的に痛みに苦しんでいる人たちに対して、施術や指導をしてあげることで症状が緩和されることも多々あると思います。しかし、慢性疾患は保険適用とはならないため実費で治療するしかありません。

ここのニーズに照準を合わせたのが保険診療をしない治療院だと思います。

正直、無資格のマッサージ師と比べると知識の差が滅茶苦茶あるため、そのステージで活躍するのも社会的価値は高いと考えております。

向いている人

 

・バリバリ稼ぎたい人
・エリアマネージャーなど管理職になって経営を学びたい人
・一人の患者様としっかり向き合っていける人

稼ぎたい人とありましたが、実費であるからにはお客様から多く指名を受けることでインセンティブがつくところが多いです。

その中でも有名になれば、どんどんお客様が増えて、場合によっては個人事業主としてバリバリ稼いでいくことも可能です。

また、治療院の院長となり、全体の売上を出せるようになるとエリアマネージャーなど管理職に抜擢されることもあります。

実際に知人で20代でタワーマンションに住んでいる友人もいます。

そうなると現場プレイヤーというより経営に携わっていくこともできます。

その他、病院などとは違い、1人のお客様にかけられる時間を長くとることができます。そのため、お客様と信頼関係を築き、じっくり治療に向き合うことができます。

ペンジン
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グループ接骨院などで成果を上げると普通のサラリーマンより稼いでいくことも十分可能ですね!

 

パーソナルトレーナーなど個人事業主として働く

これはどこかの一画を借りたり、出張等で治療を行うことが中心になると思います。

今はSNSの普及により、お客様のニーズに合っており、その価値を提供することができれば、劇的に集客や稼いでいくことが可能となりました。

ただ個人のお客様を相手にし、自分でやり取りをしなければならないため、スケジュール管理等が大変になりますが、信頼関係を築いて、定期的なリピートを取ることができれば収益は上がりやすくなると思います。

向いている人

 

・他の人と差別化できる知識、経験がある方
・SNSなどを駆使するのが得意な方
・スケジュール管理ができる方

パーソナルトレーナーに求められるのは圧倒的な専門性ではないかと思います。

例えば女性ならダイエット、子供対象なら足が速くなる方法、中年以降の大人対象なら健康寿命を上げるための運動など、何かに特化して知識、経験を積んでいくことが必要になると思います。

柔道整復師で学んだ身体の基礎的な知識をもとに特化した知識、経験を使い、お客様のニーズに答えていくことで、唯一無二の存在になっていけると思います。

また、集客はSNSを駆使することが重要になってきます。
私の知人でパーソナルトレーナーから開業した方は開業前にSNSで発信し、自分を知ってもらったうえで開業したことで、初日から予約が埋まり、1カ月後まで予約が埋まった例もあります。

これはパーソナルトレーナーに限らずですが、特に個人事業主はSNS必須レベルかなと思います。

ペンジン
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専門性を身に付けうまく発信できれば可能性は無限大ですねっ!

まとめ

今回は職種ごとの「向いている人」を具体的な例を用いながら書かせていただきました!

あくまでも有名どころの職種であるため、他にも選択肢は多くあると思っております。

インターネットの普及も著しく、様々な職種などがありますが、まずはご自身がどうなりたいのか、どんなことをしていきたいのか、こういった「目指すべき姿」を明確にしていくことが大事かなと思います。

今回の記事で少しでも「自分はこの業種が向いてそう!」「あの業種にチャレンジしてみようかな!」という方がいればうれしく思います!

以上、ペンジンでした、ありがとうございます!

 

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