こんにちは、ペンジンです!
本日は20代柔整師がやっておくべきことを書いていこうと思います。
私自身、20代のうちはとても色々なことをやらせていただきました。
20代というのは柔道整復師となり現場に出るタイミングになる方が多いと思います。
そのいわば社会人としての第1歩の時というのは、夢があり社会に飛び込みますが、現実と理想のギャップを感じたり、このままでいいのかな、と色々考えることが多いと思います。
その大事な時期に私が何を意識して仕事をしていたか、キャリア形成のためにどんなことをしていたか、といったことを書かせていただきました!
20代の大事な時期にやっておくといいことを書きました!
なんとなく日常を過ごしている方は是非読んでいってください!
✅20代でやるべきことがわかる
✅仕事での意識が変わる
✅キャリアについて改めて考えるキッカケになる
自分が興味がある分野をひたすら勉強してみる
よく医療関係者は「免許をとって初めてスタートラインに立てる」と言われます。
これはほんとにその通りだと私自身思っていて、柔道整復師でいうと、免許を取ることで患者さんに施術ができます。
患者さんに向き合っていると、教科書や授業でやったことって意外と試験のための勉強だったりするんですよね。
でも、臨床に出てから本当に必要なことは、患者さんを良くするためや、より深い医療知識について勉強していくことだと思います。
そういった知識が身につくだけで他の柔道整復師との差別化を図れるし自信がつきます。
この勉強習慣というのは免許を取ってからすぐ初めて習慣化するのがよいと思います。
当時私は生理学と運動学(その中でも膝)に焦点を絞って勉強してました。
複業をしてみる
これは別に稼ぐためっていうことではないです。(稼げるに越したことないですが…。)
私はとにかく色々な経験をしたいと考えておりました。
「はじめに」でも書きましたが当時接骨院で働きながら休みの日を使って母校のトレーナー活動を行っておりました。
これも免許を取ってすぐに部活の先生にアポを取って、給料なくてもいいからトレーナー活動をさせてくれ!と頼み込んだのを覚えています。
結果的に週7勤務、年間休日10日くらいという地獄のような日々でしたが、めちゃくちゃ充実していて楽しかったです。(ドMみたいですね。笑)
結果的に少し給料を出していただいたり、スポーツならではの骨折や捻挫などリアルタイムで起きた怪我に対する応急処置や、トレーニング、怪我に対する講義と様々な経験をさせていただきました。
気になったらすぐ行動!を意識していました!
転職活動をしてみる
柔道整復師は売り手市場のため、免許を取って就職先に困ることはほとんどないです。
そのため、一般の人が経験している就活を経験せずに社会に入っていくこととなります。
そうすると「世の中から見た市場価値」というのがわかりづらいです。
私自身他の柔道整復師よりは色々な経験をしていたと思っていたため、転職活動も難なくできると思っていました。しかし、この業界では評価されることが、世の中的にはそんなに対したことない、ってことが多くありました。
この自分は社会的にみて、どれくらい価値のある人間なのかということを20代のうちに知っておくことで、市場価値を高めるために必要なこと、現場での意識が変わってくると思います。
そのため、転職しないにしても転職活動を20代のうちに1度経験しておくことは今後においてめちゃくちゃ重要なことだと思います。
私は20代のうちに合計3回の転職を経験しました!
現場で売り上げなど経営を意識して業務や日々の生活を行う
接骨院や整形外科の現場で働いているとどうしても忙しく、日々の業務に忙殺され気味になります。
しかしただ日々の業務をこなすだけでは勿体ないので、意識だけでも売り上げや経営に関することを考えられるとよいと思います。
私が当時考えていたこととしては、「どうやったらもっと働いている院が流行るだろう?」
「自分の市にはここ数年で治療院が増えているな。減っているな。」
「人口動態はどうなんだろう?人口が増えているのか、減っているのか。」
「自分の院のホームページは更新されているかな?SNS投稿したほうが良いかな?」
「無駄なコストはないかな?」
こういったことを考えながら業務を行っておりました。
当時実践していたことはこんなことがあります!
・人口動態を調べる。
・院長に依頼して昼休みに患者さんあてに勉強会を行ってもらった。
・ホームページの修正を先輩と共に行った
・洗濯機をタテ型からドラム式に変えてもらい、タオルなどを干したりする時間をなくした。
ざっと思いつくところでこんなことをしていました。
これは売り上げを意識して業務をすることが経営者としてのイメージがつきやすく思います。
こういった考えは、のちのち開業するときにも役立ちますし、転職を考えたときに常に経営者目線で考えて動ける人という評価を与えられます。
世の中を知ることで経営や業界の先行きなど様々なことがわかります!
後輩指導や採用といった人事に近いことをやってみる
後輩指導のやりかたも様々だと思います。
そういった中で最短で後輩が成長するためにどうすればよいか、後輩ができたタイミングでどういった目標設定でいつまでに業務ができるようになるか、というのを逆算して指導してみるとよいと思います。
最初は時間がかかりますし、自分自身の負担も大きくなります。しかし、普通の人が1年かかるところを、一緒に目標設定をして、なにか間違ったプロセスがあったら一緒に考えて、次に繋げるということをすることで3か月で業務が出来るようになったら、結果的に自分の負担が減ります。
そして結果的に後輩が自分より成長するくらいまでマネジメント出来たら、その3倍くらい自分自身が成長しており開業への弾みになります。
そういった経験があると、採用のところでもどういう人材が必要なのかという人を見る目が養われていきます。
なかなか現場で業務をしていて採用に関わることは少ないかもしれませんが、採用に関わることが出来れば、人件費の計算や、指導により一層力が入ると思います。
転職活動においても「ふつうは1年かかっていた仕事を私が指導した後輩は3ヵ月でできるようになりました!」なんて言えたら滅茶苦茶有利に働きますね!
人事に関われるとより経営的目線が養われますね!
現場における「負」を解消するような行動をしてみる
私が現職についたときに人事の方に言われた言葉でとても身に染みている言葉があります。
それは「現場における負(良くないところ)は入社して3か月が一番感じます。それ以降はその環境に慣れていくため負が負でなくなってきます。そのため最初の3か月で感じたことはメモしておいてそれを解決することを考えてください。」
私はそれを意識して業務を始めたところ、確かに「あれ?これおかしくない?もっと効率的にできたら残業も減るのに。」と最初の3か月~半年はとても感じました。
人事から言われた言葉を忘れずに、これは何とかできそう!という「負」を解決するため、上長などと相談しながら少しずつ改善するよう、解決策を提案しています。(それはなかなかすぐには変えられないよ。と言われたりもしてますが。笑)
この「負」を自分自身で見つけて解決することで、効率的に業務ができるようになったら、それだけで時間を生み出したり、働いているスタッフのストレスを減らし、職場環境が良くなっていきます。
この常に現場の「負」を考えて解決するような動きは職場において評価されるポイントにもなりますし、転職活動にもとても有利に働きます。
まずは話しやすい先輩に提案してよさそうなら上の人にアタックしましょう!
自分で仕事を生み出してみる
これはなかなかハードルが高いですが、やってみるとよいと思います。
なんでもいいですが、0から1を作り出すということを経験するとよいと思います。
私はパーソナルトレーナーがやってみたくて、接骨院の休診日を使い、院長にお願いして半日だけ予約制のトレーナー活動をしてみたことがあります。
ただ、これに来てくれるお客様は結局接骨院に来ていた患者さんや顔見知りが多く、そこからお金を取るのもなんか違う感じがしてしまったことと、ただでさえ少ない休みだったのでそれを潰してやることがきつくなってやめました。
今思うと、まったく関係性がないところで場所を借りて挑戦してみてもよかったのかなと思っており、今後の私の目標でもあります。
体力のある20代のうちに少し無理をしてみるのもいいかもです!
いっぱい失敗する!
20代のうちはほんとにたくさんの失敗をすると良いと思います。
私自身振り返ると、ほんとに失敗が多く色々な方に迷惑をかけてたなぁと思います。
しかし、20代のうちは先輩も、「まあ若いし、社会人になったばっかりだからなぁ、まあ仕方ないか。」という感じで許してもらえることが多くありますし、良い先輩や上司に巡り合うと、しっかり怒ってくれて指導してくれます。
これって実はとても有り難いことで、30,40代になった時に失敗したら、取り返しがつかない可能性が出てきます。また「この人は仕事ができないな」という評価につながる可能性もあります。
20代だからこそ、いっぱい失敗して、先輩たちの助言を素直に聞き入れて、多くの経験をすることが、30代、40代となった時にとても大きな力になると思います。
若くて、体力も、気力も多くあるときに失敗することを恐れず、たくさんの経験をして、色々な人に会うことが後々につながってくると思います!
失敗を許容してくれない職場は即座に退職を検討しましょう!笑
思いっきり遊ぶ、多くの友達と会う!
20代のうちはこれに尽きますね。
ほんとに20代後半、30代に入るとみーーーんな結婚などでライフスタイルが変わり仲が良かった友人と会う機会が減っていきます。
当時私は休みがとにかくないですから、接骨院午前中で終わって、午後トレーナー活動をして、そのあと友達と朝まで遊んで、次の日トレーナー活動を行うというわけわからないことをやっていた時期もあります笑
ただ、これも体力があったからできたことですが、その友達とは、お互い結婚しても定期的に会う仲間のため、一生の友達を作るチャンスも20代のうちなのかななんて思ったりしてます。
とにかく友達を大事にしてたくさん遊ぶことが仕事に対する活力になってました!
まとめ
今回は20代のうちにやっておくべきこと!ということに重点を絞って書かせていただきました。
私が20代前半の頃は、とにかく目の前のことをやるということだけを意識して業務をしておりました。そのようにがむしゃらにとにかく働いてみることも体力があるからこそ大事なことです。
しかし、ほかの人と差をつけていく、効率的に成長していくということを考えると、もっと経営的な視点や、後輩指導などのマネジメントもしっかとしたプロセスをもって行っていたらもっとクリニックに貢献できたと思いますし、身に付けられたものも多かったのかなぁなんて思います。
20代の皆様は目の前の業務に励むことはもちろんですが、様々なことにチャレンジして色々な経験をすることで、体力のある20代を楽しんでほしいです!
以上ペンジンでした、ありがとうございます!
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